新生発条工業株式会社
バネ紹介バネの技術納品までの流れ会社概要アパレル事業包装事業園芸事業お問い合わせ
新生発条工業株式会社 > バネの技術
バネの技術
■ バネ設計に関する基本情報
独自の徹底した品質管理と技術力で様々なニーズお応えいたしております。精密機器のから車両・農機具・船舶など幅広い特殊バネの製作を、確かな技術で実現しています。

■ 設計基本式
●圧縮バネおよび初張力のない引張バネの基本式 ●圧縮バネおよび初張力のない引張バネの基本式


■ 設計に用いる記号
■ バネ用材料の横弾性係数G

■ バネの許容ねじり応力
■ 応用修正係数
■ 引張バネの初張力


[コイルばね設計上の留意事項]
■ 圧縮スプリング
ばね指数 C(コイル平均径/材料径)4〜15(〜22)の間を推奨いたしております。
縦横比 (自由長/コイル平均径)
この比が大きいと荷重によって、バネが座屈を起こす原因となります。座屈現象を防ぐため、JISでは0.8〜4を推奨しております。
有効巻数 荷重特性の精度を保持するのに、3以上にとることを推奨。また、巻数0.5の奇数倍にとる事が望ましい。有効巻数が3以下の場合の荷重特性の公差は、協議によります。
端部の形状 端部の形状:両端の座巻は通常各1巻となります。一般的に線径0.5mm以下は研削いたしません。バネ指数が13以上の場合には、研削しないでも直角度3度以内に保持できます・密着長
密着長 密着長の計算は、次の式から算出いたします。尚、通常許容差はつけません。
研削無の密着長=(総巻数+1)×線径
研削有の密着長=総巻数×線径
ピッチ ピッチ:ピッチは、コイル平均径の1/2以下にとることを推奨いたします。
巻方向 右巻が一般的となりますので、特に指示いただかない場合は右巻とさせていただいております。

■ 引張スプリング
初張力 密着巻の冷間形成引張スプリングには、初張力が生じます。
フックの形状 一般的には、逆丸フック・丸フック・半丸フックが良く使われています。フック部の応力集中による折損を防ぐため、フックに立ち上がる部分のRをできるだけ大きくすると良い。フックの隙間を必要な場合は、指定ください。

■ ねじりスプリング
ねじり方向 バネを巻き戻す方向に負荷すると、過大な引張応力をコイル内側に生じ折損やへたりの原因となります。止むを得ない限りバネを巻き込む方向に使用いたします。
案内棒の選択 バネを巻き込む方向にねじると、内径が小さくなるので案内棒は最大使用時のコイル内径の約90%にする事をおすすめいたします。

■ 設計応力のとり方
静荷重を受ける圧縮バネの許容ねじり応力は図1によります。バネの密着応力は、その値を超えない事が望ましく、使用最大応力は80%以下にするのが良い。引張バネの許容ねじり応力は、図の値の80%とし、使用上の最大応力は図の64%以下にするのが良い。ねじりスプリングの応力計算は、ねじりモーメントがバネを巻き込む方向に作用すると、巻き戻す方向に作用する場とでは計算式が異なります。

サイトマッププライバシーポリシー
新生発条工業株式会社[本 社]〒553-0007 大阪市福島区大開1丁目19番17号 TEL.06-6463-0752 FAX.066462-0629
COPYRIGHT (C)2006 SHINSEI HATSUJHO CO.,LTD. ALL RIGHT RESERVED.